ブログを始めて半年。
Googleアドセンスから「AdSense アカウントでの広告配信を制限しました」とメールが来ました。
ブログを見ると、アドセンス広告がすべて非表示になってるじゃなか!!!(がびーん・・・)
同じようにアドセンスから通知がきて、焦った人もいるんじゃないでしょうか?
アドセンスから「無効なトラフィックの問題」があると通知が来たひと、
この記事でアドセンス広告再表示されるまでの対応方法をまとめているので、焦らず、ぜひ参考に最後まで読んでみてください。
Contents
Googleアドセンスからのメール通知
2021/2/2 にGoogleアドセンスからこのようなメールが届きました。


ふむふむ、、、続きを見てみよう。。。


えーーーー、どういうこと(泣)
私、調べてみました。 無効なトラフィックとは・・・
|
要は、広告収益を上げるために、意図的にクリックをするのがNG ってことですね。

アドセンス制限時のブログの状態
「スポンサー広告」という文字だけ出てて、広告が表示されない状態になってました。
分かる人は分かるので、ちょっと恥ずかしい・・・
【タイトル下の広告(スポンサーリンクという文字だけ見える)】

【記事下の広告(一部広告含むという文字だけ見える)】

Googleアドセンス収益額がゼロに!(泣)
Googleアドセンスの収益を見ると、2月2日の午後からクリック数が増えていないことが確認できました(泣)
そして、2月3日、4日は完全に0クリック・0円になってしましました(泣)

毎日いくらお金入ったかなー、と見るのが楽しみだったのに。。。(泣)
くそーーーー!!!! 絶対解決するからなーーーー!!!!
対応手順1:Googleアナリティクスで無効なトラフィックをチェック
まずはGoogleアナリティクスで、無効なトラフィックだと思われるものをチェックしていきます。
その前に、無効なトラフィックってなんだ? って感じですよね。
無効なトラフィックとは、アドセンス広告を無駄にクリックしたときに発生したトラフィック(通信)のことです。
クリックすると、Googleに通信(トラフィック)が飛んでいるのです。
その無駄にクリックされてGoogleに飛んだトラフィックが「あなた不正にクリックしましたよね?」とGoogleに疑われているので、それをまずはチェックします!
Googleアナリティクスのチェック手順
チェックの方法はいろいろあるのですが、こちらの方法が1ページあたりのクリック数を見やすいので、おすすめです。
まずはこちらの画像の番号順にクリックをしていってください。

① ユーザ → 地域 → 地域 をクリック
② Adsense をクリック
③ 市区町村 をクリック
④ AdSense の CTR をクリック
⑤ 一日ずつ遡りながら、日付でフィルターをかける
⑥ AdSense の CTR が 500%以上あれば、それが「無効なトラフィック」の正体です。
Googleアドバイスからは「先日、無効なトラフィックが検知されました」と連絡が来ます。
先日っていつ? って感じですが、Googleは教えてくれませんので、1日ずつ遡りながらチェックしていきましょう。
私の場合は、2/2にメールが来て、1/26の結果にCTR:500%が出てきたので、7日前まで遡りました。
対応手順2:無効トラフィックをした人の正体を突き止める!
続いて、無効なトラフィックを流した人の正体を突き止めていきます。
突き止めるといっても、名前・住所・生年月日とかではなく、Googleアナリティクス上で分かる範囲で見ていきます。
まずは「セカンダリディメンション」をクリックします。

すると追加したい情報を選ぶことができます。

追加したい情報項目は、100項目以上あるので、チェックすべき項目を紹介します。
モバイルデバイスモデル | iPhone, iPad など、どのデバイスからのアクセスか |
ブラウザ | Safari, Chrome など、どのブラウザからのアクセスか |
参照元/メディア | 検索から, SNSから, ダイレクト、など、どうやってアクセスされたか |
ページ | あなたのブログのどのページにアクセスされたか |
ユーザータイプ | 新規ユーザーか、リピーターなのか |
時間帯 | アクセスのあった年月日時 |
分 | アクセスのあった分(時間) |
この7つのセカンダリディメンションを1つずつ選択し、1つずつスクリーンショットを撮ります。
対応手順3:証拠をGoogleドライブに格納
続いて、スクリーンショットを撮った画像を、Googleドライブに格納します。
これは後ほど、Googleアドセンスに報告する際に使います。
まずは、フォルダを1つ作り、そこにスクリーンショットを格納します。

次にこのフォルダを、Googleアドセンス担当者が見れるように、共有モードにしておきます。

① スクリーンショットをアップしたフォルダ をクリック
② 共有 をクリック

③ リンクを知っている全員に変更 をクリック

④ リンクを知っている全員に変更 になっていることを確認
⑤ リンクをコピー
これでGoogleアドセンスに報告する準備が整いました!
あと一息なので、がんばりましょう!
対応手順4:Googleアドセンスに報告
最後は、これまで集めた証拠を持って、Googleアドセンスに報告するのみです!
報告は、こちらの「無効なクリックの連絡フォーム」から情報を入力し、送信することでできます。



① 氏名 を入力
② ”pub-” から始まるサイト運営者IDを入力
これはGoogleアドセンスのページから確認できます。
アカウント → 設定 → アカウント情報 から パブリッシャーID にある ”pub-” 始まりのIDをコピー

③ 広告コードが入力されているURLを入力(私は被害のあったURLを入力しました。)
注意点は、アドセンス広告制限があったからといって、外すのではなく、そのまま貼り続けておくことです。
Googleアドセンス担当者がチェックに来た時に、貼り方に問題がないかも見るので、そのままにしておきます。
④ アカウントで発生する通常とは異なる動作をレポートする を選択
⑤ クリックが発生した日時 は、Googleアナリティクスでチェックした年月日時 と 分 を合わせた形で入力します
⑥ 無効なクリックの疑いがあることを示す該当部分 は、確認できた異常なCTR値を詳しく記載します。
ちなみに私はこんな感じで書きました。
通常のAdsense CTR は、多くて200%~300%くらい(これも滅多にない)ですが、2020/1/26 20:38に発生したCTRは500%(1ページで5クリック) になっていることが分かりました。
⑦ ここには犯人の正体が分かる情報を詳しく書きます。(Googleアナリティクスでチェックした内容)
証拠のスクリーンショットを格納したGoogleドライブの共有フォルダのURLも載せておきます。
デバイス:iPhone
ブラウザ:Safari
ユーザタイプ:新規
参照元/メディア:Twitterからの流入
日時:2020/1/26 20:38
クリック数/ページ:1ページで5クリック
行われたページ:https://tokulog.org/blog/sapconsultant_salary/【Analytics スクリーンショット格納URL(Googleドライブ)】
https://drive.google.com/drive/folders/xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
送信ボタンを押すと、このような画面になります。

1か月後にアドセンス広告が復活!!
3/5、アドセンス広告が復活しました。

2/2からだったので、30日後に復活!
復活した収益がこちら

よかった~
心なしか、アドセンスが復活した後の方が、PV数が多くなった気がする。。
アドセンス広告は復活しましたが、Google Adsenseホームページでは、まだ警告が出た状態。。
まぁ復活したので、いいか

恒久対策は「AdSense Invalid Click Protector」プラグインのインストール
復活したはいいものの、また意図的にアドセンス広告をいっぱいクリックされると広告表示がされなくなってしまいます。
そうなっては、また30日も待たないといけなくなります。
そこで有効なのが、Wordpressプラグインの「AdSense Invalid Click Protector」のインストール!
早速、Wordpressのプラグインで「AdSense Invalid Click Protector」を検索
AdSense Invalid Click Protectorをインストールし、有効化(Activate)!

インストール・有効化ができれば、さっそくAdSense Invalid Click Protector の設定をしていきます。

設定は、最低限こちらの3項目を設定していきます。

- Set the Ad Click Limit:連続でクリックできる上限数
- Click Counter Cooke Expiration Time:連続クリックのカウントリセットまでの時間
- Set the Visitor Ban Duration:上限以上のクリックをした人に対する広告表示の停止期間
AdSense Invalid Click Protectorをインストール・有効化しておくことで、今後はアドセンス広告が非表示になることもないでしょう。。
二度とこんな経験したくないですね。
[…] こちらの記事を参考にしました→とくとくSAPコンサル […]