情シスは、ITや業務など、幅広い知識を身につけないといけないですよね。
今回は情シス向けにタメになる本を、IT系7冊・業務系3冊、厳選しました。
Contents
IT編 〜7選〜
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
基本情報技術者試験の資格勉強本ですが、IT全般のことについて幅広く理解できる本です。
IT用語って言葉だけの説明じゃイメージしづらいですよね?
この本は、そんなIT用語をイラストで説明をしてくれているので、スッと理解ができます。
20代の情シスで、基本的なスキルを身に着けたい!幅広く知りたい!という方におすすめです。
「ひとり情シス」虎の巻
会社の経営判断で情シスメンバーがリストラされ、情シス部門でたったひとりになってしまった成瀬さんの実話物語です。
会社のシステムをひとりでどうやって回すの?って思いますよね??
普通の会社は、アプリ・インフラ・ネットワークと、役割分担をして仕事をすることがほとんどかと思います。
突然ひとり情シスがになってしまった成瀬さんが会社のシステムを支えるのに、どのように対処したのか。
ひとりで仕事を回すためのIT運用の効率化や、業務部門との効果的なやり取りについても書かれているので、今の仕事のやり方を見直す刺激的な本です。
情シス・IT担当者[必携] システム発注から導入までを成功させる90の鉄則
ITベンダーや業務部門をマネジメントをし、システム導入を成功まで導くための教科書的な1冊です。
情シスではプロジェクトの進め方は教えてくれませんよね?
下手すれば、ITベンダーの言いなりになっていたりしませんか?
本来であれば、情シスが旗振りをし、システム導入を成功まで導かなければなりません。
そんな誰も教えてくれないシステム導入の成功までの導き方について書いてくれた1冊なので、これからプロジェクトを任される人や、どうプロジェクトを回していけばいいか分からないあなたにおすすめです。
イラスト図解 スマート工場のしくみ IoT、AI、RPAで変わるモノづくり
IoTやAIをあなたの会社でどのように使いこなせられるかイメージが湧きますか?
この本では、スマート工場のどこにIoTが使われて、どこにAIが使われて、どこにRPAが使われているか、イラストで説明してくれています。
IoT・AIを導入して業務を改善しろ!という経営層からの依頼に、具体的にどうしたらいいか分からない、という方は、この本を読めば、イメージできるようになります。
先輩がやさしく教えるセキュリティの知識と実務
セキュリティって聞くとむずかしいイメージがありますよね。
この本は知識ゼロの人にもわかるように、あなたの会社の情報資産をどうやって守るかという対策のための入門的な本として最適な1冊です。
技術的な話はいっさいありません。笑
これからセキュリティについて仕事をする方におすすめの1冊です。
3分間ネットワーク基礎講座シリーズ
ネットワークの勉強範囲はIT領域の中で1,2を争うくらい幅広いです。
3分間ネットワーク基礎講座シリーズでは、ネットワークについて3分間で読める単位のトピックで章が組まれていて、ちょっとした時間に読むことができます。
また、博士と助手(ネット君)の軽快な会話ベースで話が進んでいくので、さくさくと読めます。
たまに出る博士のネット君に対するどぎつい冗談がツボです。笑
プログラマ脳を鍛える数学パズル シンプルで高速なコードが書けるようになる70問
情シスでは、あなたがプログラムを書くことはほとんどないでしょう。
しかし、プログラムがどのように書かれ、システムがどのようなロジックで動いているのかは理解できた方が、仕事も面白くなり、ロジカルに考えることができます。
プログラミングをやったことがない人は、プログラミングの勉強となるととっつきにくいですが、この本は数学パズルを使って、あなたの頭をプログラム脳にしてくれます。
ゲーム感覚で読める本なので、さくっと読めちゃいます。
業務編 〜3選〜
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
アメリカ発の1984年に出版されたビジネス小説で、この本が日本で出版されれば、アメリカは経済的に大打撃を受けると言われたほどの、大ベストセラーです。
赤字で破綻寸前の工場を再生させる物語で、次々と起こる問題に、企業再生人のアドバイスを受けながら自分たちで問題解決していく物語です。
物語仕立てで、ときおり出てくるラブストーリーチックな展開もあり、飽きることなくさくさくと読めます。
コミック版もあるのでサクッと読みたい方はこちらもおすすめ
「管理会計の基本」がすべてわかる本
会社の個性となる管理会計について、先生と生徒の会話で書かれていて、難しい管理会計についても読みやすい1冊になっています。
生徒の疑問が、わたしたち読者の疑問と本当にマッチしていて、疑問を先生が解決しながら話が進んでいきます。
情シスにいれば必ず管理会計について関わらないことはないので、まずはこの1冊を読んでみるべきです。
図解 工場のしくみが面白いほどわかる本
メーカーの情シスであれば、工場のしくみを理解しておく必要がありますよね。
あなたの会社の工場見学で部分部分は見せてもらえると思いますが、工場は全体俯瞰で理解する必要があります。
イラスト付きで説明してくれているので、この本を読めば製造現場の担当者と対等に話せるくらいにはなります。
まとめ
記事で紹介した本をまとめました。
入門編的な本が多いですが、情シスは幅広く知っておく必要があるので、イメージで理解しやすい本を厳選しました。
この本をきっかけに、スキルアップをしていきましょう。