SoR, SoE, SoI とは??

SoR, SoE, SoIについて、簡単に説明します。

 

略称

SoR・・・System of Record

SoE・・・System of  Engagement

SoI・・・System of Insight (Intelligence)

 

意味

SoR・・・記録するためのシステム

SoE・・・つながりのためのシステム

SoI・・・分析のためのシステム

 

具体的なシステム

SoR・・・基幹システム

SoE・・・モバイルシステム

SoI・・・BIシステム

 

最近だと、SoIとして、AIシステムを導入して分析している企業もあります。

 

システムの連携イメージ

SoE(モバイル)からデータを登録し、SoR(基幹システム)にデータを集めます。

SoR(基幹システム)に貯まったデータを、SoI(BIシステム)で分析し、企業戦略に活用します。

 

導入方法

SoR・・・ウォーターフォール

SoE・・・アジャイル

SoI・・・アジャイル

 

基幹システムとなるSoRは、要件からきっちり固め、ウォーターフォール型でシステム構築していくことが大多数です。

 

ユーザの要望や見たいデータに合わせてシステムを、どんどん改良していきたい要望が強いSoE, SoIは、アジャイル型でシステムを構築していくことが多いです。

 

さいごに

企業システムの全体像をつかむことは、ものすごく大事なことです。

いち担当者は、自分の担当するシステムに目が行きがちですが、ユーザがどのようにシステムを使い、データをどのように貯め、データをどのように活用するのか、全体を意識することで、違った視点でシステムを見ることができます。

 

キングダムでも信が、「大将軍は戦場全体が見れているんだ!」と言っていました。

そんな感じです。。。

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TK
製造業界、素材産業にて、SAP ERPの導入・保守を経験。会社の情報システム部門→外資系コンサル会社→育休→独立(フリーランス)。 SAP導入プロジェクトの仕事をする傍ら、SAPに関する情報をブログで発信。