【SAP】統計キー数値設定方法について徹底解説!

【SAP】統計キー数値設定方法について徹底解説!

統計キー数値とは、原価センタ・利益センタ・内部指図で使用される測定値管理をするマスタです。

この記事では、統計キー数値の設定方法について解説していきます。

 

統計キー数値とは

統計キー数値とは、原価センタ・利益センタ・内部指図を統計的に測定するマスタです。

統計キー数値には、組織に関連する数値となる、

  • 従業員数
  • 専有面積
  • マシン数
  • PC台数
  • 電力使用量・水道使用量

などを設定します。

この設定した統計キー数値をもとに、配賦・付替や分析のために使用されます。

 

原価センタの前提マスタ

統計キー数値を設定する前に「管理領域」を設定しておく必要があります。

 

【管理領域】

管理領域は、T-code:OX06 またはSPROから設定していきます。

管理領域:会社コード の紐づけをしていくため、FI領域と確認し、設定していきます。

(通常は1つしか設定しません)

 

統計キー数値マスタ登録/変更/照会(T-code:KK01/KK02/KK03)

それでは統計キー数値登録について、項目レベルで解説していきます。

 

トップ画面

トップ画面では、キー項目である以下項目を指定して、登録画面に入ってきます。

項目名 意味
管理領域 管理領域コード
統計キー数値 統計キー数値コード

 

設定画面

ここで以下の項目に対して、原価センタの情報をセットしていきます。

  • 名称:統計キー数値の名称を設定
  • 統計キー数値単位:配賦で使用する数量単位を指定
  • キー数値カテゴリ:固定値 or 合計値 から指定

 

キー数値カテゴリ

キー数値カテゴリとは、統計キー数値で指定した数量単位を配賦でどういった用途で使用するかを設定します。

固定値は、従業員数、専有面積など、あまり変わらない値を配賦に使用する場合に、指定します。

合計値は、電力使用量、水道使用量、作業時間など、期間により変わる値を配賦に使用する場合に、指定します。

 

統計キー数値グループ登録/変更/照会(T-code:KBH1/KBH2/KBH3)

統計キー数値グループコードを入力し、設定画面に入っていきます。

設定画面では、統計キー数値グループの配下に、統計キー数値をぶら下げる形でグルーピング設定をしていきます。

 

統計キー数値計画変更(T-code:KP46)

T-code:KP46 で、配賦に使用するための数値(例えば、原価センタごとの従業員数)を設定していきます。

 

トップ画面

トップ画面では、統計キー数値を設定する「バージョン・会計期間」を入力します。

その次に配賦に使う統計キー数値と配賦先の原価センタを入力し、Enterを押します。

 

設定画面

設定画面では配賦する原価センタが一番左端の列に入っていることを確認し、原価センタごとに数値(例えば、従業員数)を入力していきます。

 

(参考)COマスタ解説記事

CO(原価モジュール)で使用されるマスタをこちらの記事で解説しています。

各マスタの意味や原価計算での使い方について解説しています。

統計キー数値も、他のCOマスタの設定があって効いてくるので、こちらも参考に読んでみてください。

【SAP】原価計算のマスタ設定について徹底解説!

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今日学んだこと!

  • 統計キー数値とは、原価センタ・利益センタ・内部指図を統計的に測定するマスタ
  • 統計キー数値は配賦・付替や分析のために使用される
  • T-code:KK01にて統計キー数値を設定
  • T-code:KP46にて統計キー数値を元に、原価センタごとに計画数値を入力

 

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ABOUTこの記事をかいた人

製造業界、素材産業にて、SAP ERPの導入・保守を経験。会社の情報システム部門→外資系コンサル会社→育休→独立(フリーランス)。 SAP導入プロジェクトの仕事をする傍ら、SAPに関する情報をブログで発信。