- マネージャーになりたてで、部下とどう接したらいいか分からない
- 管理業務で自分の仕事を進める時間がない
- 優秀な部下に来てほしい
こんな悩みを持った人にとって「仕事は楽しいかね?2」は、1冊で組織マネジメントのことが端的に分かる最適な本です。
「仕事は楽しいかね?2」は、物語調で書かれており、主人公が会社の中間管理職の立場で、組織運営に困っているところからスタートするお話です。
主人公もあなたと同じように、部下に恵まれず、上司にも恵まれず、仕事がうまくいかずに悩んでいる中間管理職です。
そこで、「仕事は楽しいかね?」で登場した、企業アドバイザーのマックス・エルモアにアドバイスをもらいます。
マックスは、
- 職場環境を活性化させる方法
- 部下との付き合い方
- 優秀な部下の採用方法
を実際にある様々な会社の事例を交えながら、教えてくれます
多くのマネージャーは、これまで接してきた上司や会社のルールに従って、組織運営をしていると思います。
しかし、「仕事は楽しいかね?2」を読むことで、他の会社や優秀な人のやり方をさまざまな角度から知ることができ、これまでのような会社の型にはまった組織運営から脱することができる1冊です。
「そんなこと、うちの会社じゃできないよ」と最初は読んでいて思います。
主人公もあなたと同じように、本の中で「うちの会社じゃできない」と思っていますが、マックスが話すさまざまな境遇の会社の実話から、自分の会社でも取り入れてみよう、と思いが変わっていきます。
そんなマネージャーとして組織運営に行き詰まっている方にとって、新しいマネージャーのスタイルを学べる1冊です。
半日でマネージャー(特に中間管理職)の重要ポイントが物語りから学べるので、最強にコスパの良いほんです。
- マネージャーになりたての方
- 組織運営に困っているの方
- もっと優秀な人材を集めたい方
この書評では私がマネージャーにとって、特に重要だと感じた3つのポイントを解説していきます。
他のポイントも合わせて読んだ方が、いろいろなマックスの事例に触れられるので、納得感が出ます。
気になる方はKindle unlimited から読んでみてください。
1.規準を決める
マネージャーって組織を管理するものでしょ?
と思いますが、本書では ”ほんもの” の上司は管理しない、と書かれています。
通常のマネージャーであれば、「規則」と「規範」を決め、ルールで組織を管理しようとします。
だって、その方が管理しやすいですからね。
しかし、ルールで縛られた環境では、たとえ優秀な部下であっても、能力を発揮することができません。
ではどうすればいいか?
「規準」を設けることです。
「規準」とは、ものさしのことです。
例えば、
- パワーポイントは、半日で作る
- 資料のレビューは2回する
- 1プロジェクトで、新しいSAPの標準機能を1つは見つける
このような「評価」の規準を明確にすることです。
それは、質・量・独創性など、何でも構わなくて、部下が自分たちで考えて行動できるような規準を設けることです。
良い組織というのは、規則(ルール)でガチガチに固めるのではなく、規準を明確にし、部下が自律的に仕事ができる環境を作ることです。
規準を設けることで、優れた部下はあなたの規準を大きく超えてくるでしょうし、できない部下との差が明確になります。
些細なルールには寛大に、仕事をする上でパフォーマンスを発揮するために重要なことには細心になることが大事です。
2.変化を与える
規準を明確にし、組織を活性化できる環境を整えたとはいえ、常に同じ状況では人って、慣れてくるものです。
部下が吞気に構えていれば、変化を与える合図です。
環境に慣れきった部下がいれば、例えば、
- クライアントに関わる仕事をさせる
- 自分でドキュメントを作成させ、プレゼンさせる
- 新しい検討領域のリードをさせる
といった新しいことを冒険させます。
ダメな上司は、自分の権限を手放したがらず、自分で会議のリードやクライアントフェイシングをします。
できる上司は、環境に慣れきった部下に権限を委ね、変化を与えます。 そして上司自身も新しい価値のある仕事に手を広げていくことができます。
環境に慣れることは、自分自身で「ここまでやれた」という自信になりますし、心地のいいものです。
しかし、そのままでは組織は活性化しませんし、部下も成長の機会を得られません。
組織を活性化するためには、変化を与えることが重要ですが、まずは上司自身が権限を部下に委ね、手が空いた分、自分自身が新しい領域に手を広げるような変化をしていくことが重要です。
3.人材は自らスカウト
人材採用とは、人事部や採用担当が見つけてきて、面接後、配属されるのが通常です。
しかし、本書ではそんな普通のやり方では、”優秀な人材” には出会えないと書かれています。
想像すると、それも当たり前で、優秀な人材は会社・組織が簡単に手放さないので、転職市場に出てきませんし、優秀な人材であれば、それなりの裁量が与えられているので、仕事も充実している人が多いです。
ではどうすればそんな優秀な人材に出会えるのか?
それは自ら優秀な人材がいるところに出向くことです。
出向く?
そんな機会、どうやったらできるの?
これは私も想像できませんでしたが、本ではこのような例が挙げられていました。
- インターン
- 大学の講義
- 社外勉強会
- オープンフォーラム
意外にありますが、どれも自ら動かなければ、得られない機会です。
また、最近ではLinkedinのようなSNSでも、優秀な人材を見つけることができます。
普段発信している内容から、人柄、仕事っぷり、仕事に対する姿勢というものが見て取れます。
もう一度言いますが、優秀な人材は会社や組織にがっちり抱えられているので、新卒市場・転職市場にはまず出てきません。
自分の組織を最高のメンバーで揃えたいのであれば、人事部から配属されるメンバーで仕事をするのは、寄せ集めのメンバーで、プロスポーツチームと試合をするものだと、本書では述べられています。
最高のチームメンバーをそろえるには、自らが主体的に動いて、スカウトするしかないんです。
そのためには、スカウトできる場に自ら出向き、まずは自分や会社を知ってもらうことから始めると良いでしょう。
(参考)仕事は楽しいかね?
「仕事は楽しいかね?2」の書評をここまでお話してきましたが、「1」はどういう内容だったの? と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「仕事は楽しいかね?」は、毎日が平凡で、仕事もうまくいかない方向けに書かれている本ですが、個人的には、”起業家” が読むのにベストな本だと、読んで思いました。
周辺環境の変化をどう捉え、自社をどう対応させていくかを、これも様々な会社の事例を元に、マックスが語ってくれる本です。
「仕事は楽しいかね?」を読まなくても、「仕事は楽しいかね?2」とは繋がりがほぼないので、「仕事は楽しいかね?2」だけを読んでも支障はありません。
ただ、「仕事は楽しいかね?」も社会人としてタメになる内容ばかりだったので、気になる方は読んでみてもいいかもしれません。
まとめ:マネージャーの固定概念を破れる!
会社のマネージャー研修では、決して学べない内容が書かれているのが、この本です。
- 規則(ルール)ではない! 規準を作るんだ!
- 人材は自らスカウトしろ!
なんて、どこの会社でも教えてくれませんよね?
しかし、本を読んでみると、なるほどな! と納得させられる内容ばかりです。
しかも、実際の会社の成功事例で、説得力があります。
会社務めしている方は、必ず中間管理職のキャリアパスを通ることでしょう。
これまで接してきた上司やマネージャー研修を参考に、組織管理をしていくことになるでしょうが、他社の素晴らしい方の事例を聞ける機会は、めったにありません。
この本を読んでは、中間管理職が殻を破るためのエッセンスが事例とともに盛り込まれているので、これからマネージャーになる方や、組織管理で悩んでいる方に、ぜひ読んでいただきたい1冊です!
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