【SAPコンサル】第二新卒での転職について徹底解説!

【SAPコンサル】第二新卒での転職について徹底解説!
  • SAPコンサルとして入社したけど、社風とマッチしない。
  • 働いている先輩・上司がいつもしんどそうで、自分も将来こうなるのかと思うと不安。
  • 希望していた配属にならなかった。。。

など、入社早々、この先のキャリアに不安を感じていないでしょうか。

そこで考えられるのが「第二新卒採用」です。

SAPコンサルとして第二新卒での転職は可能なの? 第二新卒で転職する場合、どういうところに気を付けたらいいの?

ということを、この記事では解説します!

 

この記事を書いた人

自己紹介

SAP業界で10年のキャリア経験があり、日系会社員→外資系会社員→フリーランス と転職経験もあり、第二新卒で転職してきた人を何人も見てきたので、そこそこ信憑性の高い情報だと思います。

この記事で伝えたいこと
  • 第二新卒での転職の可能性・気をつけるべき点
  • 第二新卒でSAPコンサルに転職する方法

 

第二新卒とは

世間一般に「第二新卒」という言葉を耳にしますが、定義はないようです。

解釈は様々なようですが「入社して3年未満」を指すようです。(引用:マイナビ転職

大学4年卒だと25~26歳以下。

採用企業によっても、入社3年未満としているところもあれば、25歳以下とし大学院卒だと入社2年未満になってしまうところもあります。

つまり、

  • 社会人経験はある
  • 20代中盤

というのが第二新卒の特徴です。

 

第二新卒で転職するメリット

第二新卒は、SAPコンサルとして1,2プロジェクトほど経験を積んでいる状態になります。

採用企業視点で言うと、

  • ビジネススキル・マナーも多少ついている
  • そこまで新卒企業の色に染まっておらず、自社に柔軟に適応できる
  • 前職の経験を元に採用できるので、ミスマッチが少ない

つまりコストをかけずに、若い人材を採用できるということです。

 

転職者視点で言うと、

  • 心機一転、新しい環境でキャリアを始められる
  • 就活で狙えなかった企業を狙える
  • やりたかったポジションを希望し、転職活動できる

 

入社2,3年で転職すると言うと、きっとあなたの上司や両親は、「少なくとも3年は働かないと何も身につかないよ」と言うでしょう。

周りからは忍耐力がない!我慢ができない! と思われるかもしれないでしょう。

 

しかし自分のキャリアとマッチしない環境での3年は長いです。 3年も経つと同い年の人とも大きな差が開きます。 さらに5年、10年と経つと二度と追いつけない差になります。

今の環境を変えたい! 新しくチャレンジしたい! という気持ちはとても大事です。

”今”、環境を変えることは今後のキャリアを考えるとベストタイミングなのです!

 

どんな企業が狙えるの?

SAPコンサルから第二新卒として転職先として選ぶ企業は、2タイプあります。

  1. SAP企業
  2. ユーザ企業

 

①SAP企業

SAPを導入・保守をしている企業です。

SAPコンサルの経験・スキルを活かしたまま、転職できます。

 

  • 今の企業ではやりたいモジュールができない!
  • もっと大きい案件を手掛けてみたい!
  • 保守ばかりじゃなく、導入できる企業に行きたい!

というように、新しい環境で自分のやりたい案件を手掛けたい! という理由が当てはまる場合は、「SAP企業」を狙いましょう。

今のスキルをそのまま活かせるので、転職もスムーズに進むでしょう。

 

②ユーザ企業

もう1つは、ユーザ企業です。

これまでSAP導入・保守プロジェクトでユーザ企業と関わってきたと思います。

そんな中で、

  • SAP以外でも企業全体のシステム構築・保守に関わってみたい
  • プロジェクトを転々とするよりも、1つの企業に専念する方が自分には合っている
  • システムのみならず、ユーザ業務サイドの経験もしてみたい
  • 客先常駐をしたくない!

と思った方は、ユーザ企業に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

ERPを通して、会社業務・基幹システムの経験は、なかなかユーザ企業に入って2,3年で身につくものではありません。

そんな中、あなたのような若手のSAP経験者が入ってくることは、ユーザ企業としても願ったり叶ったりなのです。

 

また、ユーザ企業に入ると情報システム部門のみならず、業務部門側へのキャリアパスも開けます。

システム以外のことも経験してみたい方は、ユーザ企業への転職に挑戦してみてください。

 

第二新卒での気をつけるべきポイント

それではここから、第二新卒での転職で気をつけるべきポイントの話をしていきます。

 

と、その前に、あなたが採用側の立場で想像してみましょう。

もし、あなたが採用面接間で、2,3年で会社を辞めてうちに来ようとしている若者がいるとしたら、どう思いますか?

想像しにくければ、学生時代のバイトでも構いません。 もし短期間で前のバイトを辞めてうちのバイト先に来ようとしている学生がいたら、どう思いますか?

  • 忍耐力ないな
  • すぐメンタルやられるタイプなのかな
  • 短期間で辞めたから何も学んでないんだろうな

あなたが面接官だったら、こう思わないでしょうか?

「短期間で辞めている」ってところにネガティブな印象を受けますよね。

 

でも大丈夫です!

第二新卒で気をつけるポイントは2つ!

  1. 転職がポジティブな理由であること
  2. 前の会社で学んだことをアピールすること

 

転職がポジティブな理由であること

上でお話したとおり、第二新卒での転職はネガティブな印象を持つ面接官もいます。

そのため、私の転職はポジティブなんですよ! ということを伝える必要があります。

もちろん、あなたの転職がネガティブな理由なこともあるでしょう(会社の社風がブラック、思っていた配属と違っていた、人間関係が悪い、などなど・・・)

しかし、ネガティブな理由を面接で伝えても、「また人間関係悪くなったらやめるのかな、思ってた仕事ができなかったらやめるのかな」なんて思われかねません。

 

そのため、第二新卒の面接では、この転職がポジティブな理由であることを伝える必要があります。

ポジティブな転職理由の例は、

  • 幅広いスキルを身につけたいから
  • 他の業界向けにもSAP導入を経験したいから
  • 英語を活かせる会社に行きたいから
  • などなど。。。

 

例えば、

「前の会社では製造業向けに特化したSAP導入企業でした。しかし、SAPはグローバルスタンダードなERPです。私は多業界・多企業に導入実績のある御社で、SAPの幅広いスキル・経験を身につけたく転職をしようと思いました。」

という具合です。

第二新卒_面接で伝えるイメージ

重要なのは、

  • 前の会社と、自分のやりたいこと・目指しているキャリアパスに、ミスマッチがあること
  • 御社と、自分のやりたいこと・目指しているキャリアパスがマッチしていること

を明確にポジティブに伝える必要があります。

(※上のはあくまで例なので、もっとあなた個人の転職理由に合わせて具体化することで、より面接官に伝わります)

 

前の会社で学んだことをアピールすること

第二新卒と新卒で異なる点は、「社会人経験がある」ということです。

あなたがこの2,3年で

  • どういうプロジェクトに入り
  • どういう役割で
  • どういうタスクをこなし
  • どういうことができるのか

ということをアピールする必要があります。

 

Googleで「転職 面接対策」なんかで調べると、もっと素晴らしいキャリアの例が出てきて、自分のやっていることなんて、、、と自信をなくしてしまいます。

しかし、転職の面接対策の例で出てくるのは、もっとキャリアを積んだ人の例で、キャリア2,3年の人の例ではありません。

比較対象はキャリア5年、10年の人ではありません。

 

もちろんキャリア2,3年でやってきたことなんて知れています。

パッと思い返すと大したことなんてしていない人がほとんどでしょう。

 

しかし、これを機に一度自分のやってきたことを振り返ってみてください。

アドオン設計書を書いた、テストシナリオに沿ってテストを実施した、顧客要望に合わせてカスタマイズを修正した、ユーザ向けに調達プロセスのデモをした、 何でも構いません。

面接官は、どのモジュールで、どういう業務(要件定義・設計・開発・テスト・保守など)をしてきたかを知りたいのです。

 

やってきたことを伝えられれば、どういう業務で即戦力となれるかは、言葉を添えるだけでOKです。

例えば、

経験)ユーザ向け発注一覧レポートのアドオン設計をしました

→ MMモジュールの設計にて即戦力になれます

経験を語れれば、オレンジ文字の部分を添えるだけで、即戦力アピールになりますよね。

 

そのために30分だけでいいので、今までやってきたことを一度振り返って整理してみてください。

この30分を振り返るか、振り返らないかで、面接官の印象はだいぶ変わります。

 

おすすめの転職先企業

それでは第二新卒向けに「SAP企業」・「ユーザ企業」に分けて、おすすめの転職先企業を紹介します。

 

SAP企業

今後、SAPコンサルをやっていくのであれば、以下の2つを満たす企業がベストです。

  1. 多業界・多企業に実績を持つ企業
  2. SAPコンサルが多数所属している企業

 

①多業界・多企業に実績を持つ企業

SAPはグローバルスタンダードERPです。そのため、SAPの使い方は業界・企業によって多種多様です。

SAPコンサルとして幅を広げるには、多業界・多企業への導入・保守を経験することが最短ルートです。

そのため、多業界・多企業に実績を持つ企業であることは、満たしておいた方がいいです。

 

②SAPコンサルが多数所属している企業

先輩のSAPコンサルが周りにいないと、誰からもSAPの知識を教えてもらえません。

周りに優秀なSAPコンサルが多くいることで、あなたもその環境に適用しようとスキルが伸びるものです。

そのため、SAPコンサルが多く配属されている企業を選ぶことは、これからのキャリアを考えると必須条件に入れておいた方がいいでしょう。

 

条件を満たす企業

これら2つの条件を満たす企業は、こちらです。

企業名 外資/日系 S4HANA認定資格者数(2020/10時点)
アクセンチュア 外資 1,007
日本アイ・ビー・エム 外資 465
PwC 外資 375
デロイト・トーマツコンサルティング 外資 265
アビームコンサルティング 日系 1,917
富士通 日系 492
SCSK 日系 265
TIS 日系 256
NTTデータ・グローバルソリューションズ 日系 233

 

ユーザ企業

ユーザ企業志望であれば、この2つを軸に探すと採用確率は上がります。

  1. プロジェクト経験のある企業と同じ業界
  2. SAPを導入している企業 or これから導入しようとしている企業

 

①プロジェクト経験のある企業と同じ業界

例えば、製造業のプロジェクト経験があるのであれば、製造業を軸に転職活動することをおすすめします。

製造業・商社・小売・金融・物流など、日本にはさまざまな企業がありますが、業務形態は全くと言っていいほど別物です。

これまであなたが経験したキャリアを活かすためには、経験のある業界に軸を持つことがベストです。

 

②SAPを導入している企業 or これから導入しようとしている企業

あなたのSAPの知識・スキルは、転職活動時の強みです。

SAPを導入している企業や、これから導入しようとしている企業は、あなたのスキルが喉から手が出るほど欲しいと思うでしょう。

SAPコンサルをユーザ企業で一から育てるのは、周りにSAPコンサルがいないので、非常に難しいんです。

この強みを活かさない手はありません。

 

条件を満たす企業

国内でSAPを導入している企業は2,000社ありますし、この業界のこの企業がいい! というのはここでは明言できません。

実際に転職エージェントに登録し、エージェントの方から提案いただいたり、自身でエージェントの求人検索サイトを使って探すのが一番です。

 

第二新卒でも転職先エージェントを使うメリット

転職をする際、2通りのやり方があります。

  • 自身で受ける企業を見つけ、自身で応募、面談日程調整、内定後条件交渉をする
  • 転職エージェントに面談以外、すべてやってもらう

 

自身ですべてやる方が、採用企業としては転職エージェントに払うコストがかからないので、メリットもあります。

しかし、あなた自身のメリットはそこまでありません。

実際に通常業務が忙しい中、各企業に応募し、面談日程調整をし、内定後の給与条件などの交渉までするなんて、暇でなければできません。(ただでさえSAPプロジェクトは多忙なのに。。。)

 

また、転職エージェントに登録すると、あなたの知らない企業を提案いただけたり、職務経歴書添削・面談対策などをしていただけます。

ほとんどの人が初めての転職活動なので分からないことだらけですし、これだけサポートしてもらえてメリットだらけなので、転職エージェントを利用しない手はないです!

 

おすすめの転職エージェント

それでは「SAP企業向け」・「ユーザ企業向け」に分けて、おすすめの転職先エージェントを紹介します。

 

①SAP企業向け転職先エージェント

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、2014年〜19年の大手コンサルティングファーム在籍者の転職支援数において全エージェント1を取っており、日系コンサルはもちろんですが、特にコンサル企業に強いエージェントです。

SAPを扱っている Big4、アクセンチュア、IBM などすべてのコンサル企業とのコネクションがあるので、SAPコンサル企業転職をするには、一番有益な情報を提供してくれるエージェントです。

 

②ユーザ企業向け転職先エージェント

マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20s

マイナビジョブ20’は、第二新卒に特化した転職エージェントです。

ユーザ企業を狙う場合、どんな企業がSAPを入れていて、あなたの希望に合うかは実際に転職エージェントに聞かないと分かりません。

マイナビは、みなさんもご存じのとおり業界最大手のエージェントです。

案件数も他のエージェントより多くあるため、あなたの希望にマッチする確率が高くなります。

 

社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビは、その名のとおり、社内SEに特化した転職エージェントです。

ユーザ企業側の情報システム部門(社内SE)として、企業システム全体管理・システムアーキテクチャ検討、SAP以外のシステム導入・保守をやってみたい方は、こちらのエージェントもおすすめです。

マイナビジョブ20’s と異なるポイントは、一人の求職者にかける時間が通常のエージェントの2倍で、一人ひとりの希望や経験を伺って、丁寧なアドバイスをいただけます。

第二新卒者にとっては、初めての転職活動になります。

そのため、社内SE転職ナビさんの手厚いサポートは、非常に心強いです。

(※社内SE転職ナビは、関東圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)/関西圏(大阪・京都)のみになるので、対象外になる方は、マイナビジョブ20’s に登録ください)

 

転職したいなら即行動を起こすべき理由

転職を考えると、エージェントに登録が面倒、面接日程調整が平日になってしまわないか不安、退職をうまく伝えられないかも、、、 となかなか行動を起こせません。

しかし、転職エージェントもそれは重々承知していて、あなたの仕事に合わせた日程調整や、他の方の事例からうまい退職願いの伝え方などを教えてくれます。

またSAPプロジェクトは常に忙しいことが多いです。

いつか転職したい。。。 という気持ちだけで、行動を起こさなければ、気づけば2,3年経っていて、転職のハードルも上がっている。 なんてことはざらにあります。

第二新卒はもうこの瞬間しかありません。

これを逃すと他の年代と同じ土台で転職活動をしていく必要があります。

登録しないと転職活動は始まりません。

たった3分あれば登録できます。

思い立ってる”今”、登録しておきましょう。

 

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TK
製造業界、素材産業にて、SAP ERPの導入・保守を経験。会社の情報システム部門→外資系コンサル会社→育休→独立(フリーランス)。 SAP導入プロジェクトの仕事をする傍ら、SAPに関する情報をブログで発信。