クラウドを勉強すべき!【アプリ編】です。
インフラ編はこちらで
クラウドが流行り始めて、早5年。
インフラクラウドが定着してき、その上にアプリケーションを開発し、サービスとして展開する会社が増えてきました。
いわゆるSaaS (Software as a Service) です。
周辺システムのSaaSが多いですが、基幹システムでもSaaSを出している企業もあります。
この記事では、ITの流れを逃さないためにクラウド(アプリ)を勉強すべき3つの理由をお伝えします。
クラウド(アプリ)とは
クラウド(アプリ)が分からない人のために、簡単にクラウドのアプリについて説明します。
すでにご存知の方は飛ばしてください!
クラウドアプリとは、いわゆるSaaS (Software as a Service) のことです。
SaaSとは、システム機能やサービスをクラウド上で提供しているソフトウェアのことです。
対比となるのは、あなたの会社にあるサーバにインストールされているソフトウェアです。(オンプレシステム)
オンプレシステムは、あなたの会社があなた専用に開発したシステムです。
クラウドアプリ (SaaS) は、様々な企業向けに汎用的に利用してもらえるようなソフトウェアをクラウド上で提供しています。
そのため出来合いのシステムがほとんどで、出来合いのシステムの設定をして、あなたの企業にフィットさせていくような使い方をします。
クラウドアプリは今、いろんなものが売り出されており、BIツール、ワークフローツール、監視ツール、統計分析ツールなどがあります。
基幹システムもクラウドで提供しているものもあります。
次の章から、クラウドアプリを勉強すべき理由を3つと、懸念点をお伝えします。
理由1.すぐに導入できる
欲しいと思ったシステムがクラウド上ですぐに手に入ります。
(もちろん契約などの処理もあるので、多少のリードタイムがあるシステムもあります。)
すぐに導入できるメリットとして、お試しで導入してみよう、ということが気軽にできます。
今までのように、サーバを用意して、サーバにソフトウェアをインストールして、初期設定をして、というように時間がかかってしまう場合は、納期やコストをしっかり考慮した上で導入するという流れが多かったと思います。
しかし、クラウドアプリは、すぐに使用することができるので、まずお試しで同じような製品を3つ導入し、比較してみたのちに、1つに絞るということも可能です。
また、試用版を出しているクラウドアプリも多くあるので、試用版を使ってみてから、本契約ということも可能になります。
理由2.バージョンアップにすぐ対応できる
クラウドアプリ(SaaS)は、バージョンアップがあれば、パッチが配信され、アップデート・バージョンアップはこちらのボタン1つで適用が可能です。
あなたのスマホアプリをボタン1つでアップデートができるようなものです。
簡単ですよね。笑
今までみたいに、こちらからバージョンアップの情報を調べに行ったりする必要はなくなります。
また、ミドルウェア・インフラの管理を、クラウドアプリを提供している会社が管理をしてくれます。
そのため、OSやインフラのバージョンアップは、こちらで管理する必要なく、よしなにやってくれます。OSバージョンの影響度を都度都度気にする必要もないのです。
理由3.企業システムのトータルコーディネートに力を注げる
これまでのシステムだと、1つのシステムに要件定義・設計・開発・テスト・運用と、導入するまでに多くの時間を用してきました。
たとえ周辺システムであってもです。
これだけ多くの時間、1つのシステム関わると、熱中しすぎて全体像を見失いがちになります。あなたが手がけたシステムであればあるほどです。
自分が手がけたシステムってかわいいですもんね。笑
でも情シス・情報子会社の責務って、会社全体の効率化を考えて、全体最適に徹するべきです。
クラウドアプリであれば、すでに出来合いのパッケージソフトがほとんどです。
あなたの会社の基幹システムを中心に、クラウドアプリでは、BIツール、監視ツール、シミュレーションツール、統計分析ツールなどを組み合わることができます。
今までは1つのシステムに力を注いでいたのが、導入がすぐにでき、すでに出来合いのパッケージソフトのため、いろいろな組み合わせを考え、トータルコーディネートに力を注げるのです。
これからの時代、情シス・情報子会社に求められるのは、システムのトータルコーディネート力です。
クラウドアプリが登場し、導入がスムーズに進みようになったため、間違いありません!
今まで部分最適のシステムばかり作ってきたため、継ぎ接ぎだらけのシステムになっている企業は多いことでしょう。
システムの置き換え・切り替えは、様々な影響について調べた上でする必要があるので、一苦労どころではありませんが、継ぎ接ぎだらけのシステムでは、これからのITの流れに乗ることはできません。
トータルコーディネートを考えた上で、システムの置き換え・切り替えを検討していく必要はあります。
懸念点
クラウドアプリを勉強する理由を3つお伝えしてきましたが、便利な世の中になったものだなぁとつくづく思います。
ここでは、クラウドアプリを取り入れるがための懸念点をお教えします。
開発スキルが落ちる
クラウドアプリの導入がサクッとできるので、システムの開発をする機会が減ります。
新入社員からクラウドアプリばかりの導入では、どういったロジックで動いているのか、どこからデータを取ってきて処理をしているのか、どういったインタフェースを取るべきなのか、というような、システム開発に携われば習得できるスキルが、取得できなくなる可能性があります。
トータルコーディネート力も大事ですが、それは土台となるシステムの理解があってこそです。
簡単にシステムが導入できるようになったといえど、システムの根本の理解ができるような教育環境は会社内で作るようにしましょう。
導入したシステムの理解が浅くなる
クラウドアプリは、あなたが設計・開発したものではありません。
そのためシステムを理解するには、クラウドアプリを提供している会社が出しているマニュアルや仕様書を見ながら理解していく必要があります。
どういう設定をすれば、どう動くのかということを、しっかり理解しなければ、導入したクラウドアプリの20%程度の機能しか使いこなせていないという事態に陥ります。
それではせっかく導入したのに、もったいないですよね。
あなたが設計・開発したシステムではないので、完璧に理解することは難しいですが、せっかく導入するシステムなので、使える機能はしっかりと使いこなせるように、理解を進めていきましょう。
目的・ビジョンを持って導入すること
理由1でもお伝えしましたが、クラウドアプリはすぐに導入することができます。
そうであるがために、便利そうだから試しに導入してみるか、と導入してしまうことがあります。
検討に多くの時間をかければいいというものではありませんが、クラウドアプリを導入し、今後どうしていくかという目的・ビジョンが必ず必要です。
そうでなければ、ただただ使ってもらえない無駄なシステムになりえます。
さいごに
ここまでクラウドアプリを勉強すべき理由3つと、クラウドアプリの懸念点をお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
今までのシステム開発に比べると、非常に楽になったと思いませんか?
これからはシステム間同士の組み合わせを考え、会社の全体最適を考えていく時代になってきます。
あなたの会社にも、まだまだ今のシステムにこだわりを持っている中高年は多いかと思います。自分が作ったシステムなので、思い入れが強いのは当たり前ですね。
しかし、そういったレガシーシステムはサポート切れも出てき、ベンダーサポートが受ければい状態にもなりますし、中高年技術者もどんどんリタイアしていきます。
そんな状態で若手である、あなたたちに引き継がれていくのです。
想像しただけで大変なのは目に見えますよね。
そんな状態にならないためにも、あなたがクラウドアプリを勉強し、あなたの会社のシステムを置き換え・切り替えを進め、会社のシステムを全体最適していく必要があります。
ITの進化の流れが早く、キャッチアップしていくことは大変ですが、日々勉強し、あなたの仕事をやりがいのある楽しいものにしていきましょう!







